《Eternal bells…… 》
第29章 それぞれの秘密事
夜九ツ半時(25時)ー
新選組屯所、、
「ケホッ……ゲホッ!…ゲホゲホゲホッ!…」
総司は布団で口元を押さえ咳き込む…
「はぁはぁ……」
(少し身体が熱い…飲んだ方が…)
ーゴソゴソ…
ースッ…パタ…
小さな包みを持った総司は台所へ…
種火から火を取りお湯を沸かす、、
包みを開き、煎じて飲む準備をしていた、、
すると…
「総司…こんな時間に何してるんだ?」
ー!!!
「驚かせないでくださいよ。お茶が飲み
たくなっただけです。土方さんこそ何
してるんです?」
ーガサガサ…
急いで包みを閉じて隠した…
「俺にもお茶をくれ…。
お前…何か隠してねぇか…?」
「何をです?もう隠す事なんて無い
ですよ」
「じゃあ、今隠した物を見せろ」
「……何も隠してないです…ケホッ…ングッ
…私はもう寝ます」
「おい!待て!」
バタバタ…
総司は逃げる様に台所を出て行った…
「やっぱりそうなのか…?
この匂いは…あいつまさか……」
隠れて咳をしている事…
夜中にこそこそと煎じて飲んでいる物…
土方は匂いで何なのか分かった…
『総司は労咳なんじゃないか』と山崎に
言われた土方…心の中で更に不安が広が
るのだった…
新選組屯所、、
「ケホッ……ゲホッ!…ゲホゲホゲホッ!…」
総司は布団で口元を押さえ咳き込む…
「はぁはぁ……」
(少し身体が熱い…飲んだ方が…)
ーゴソゴソ…
ースッ…パタ…
小さな包みを持った総司は台所へ…
種火から火を取りお湯を沸かす、、
包みを開き、煎じて飲む準備をしていた、、
すると…
「総司…こんな時間に何してるんだ?」
ー!!!
「驚かせないでくださいよ。お茶が飲み
たくなっただけです。土方さんこそ何
してるんです?」
ーガサガサ…
急いで包みを閉じて隠した…
「俺にもお茶をくれ…。
お前…何か隠してねぇか…?」
「何をです?もう隠す事なんて無い
ですよ」
「じゃあ、今隠した物を見せろ」
「……何も隠してないです…ケホッ…ングッ
…私はもう寝ます」
「おい!待て!」
バタバタ…
総司は逃げる様に台所を出て行った…
「やっぱりそうなのか…?
この匂いは…あいつまさか……」
隠れて咳をしている事…
夜中にこそこそと煎じて飲んでいる物…
土方は匂いで何なのか分かった…
『総司は労咳なんじゃないか』と山崎に
言われた土方…心の中で更に不安が広が
るのだった…