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第11章 お仕置きの準備
そう散々言葉でにじられた末、悠理は涙交じりに乳房へ付けられた玩具を許容することにした。
ノーブラでカッターシャツというのも当然嫌だったが、結局映像やスタンガンをタネに脅しを加える爽真に抵抗できるはずがなかった。
――なにがしたいのか、全然わからない。
むしろ理解したくもないと、それまで考えることを放棄していた爽真の思考について僅かながら考えかけた悠理だったが、すぐさま現実へと引き戻される言葉が聞こえた。
「あと、これもつけるね」
そういって目を細めた爽真の手には、いつの間にやらピンクのローターが握られていた。