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第12章 快楽授業
「んぅ……!?」
胸を支えていた左手でもう一度口を塞ぐ悠理だが、その合間もヴヴヴと音を立ててローターがクリトリスを刺激する。
舐められたり、指でこね回されるのとでは全く違う鋭い快楽へ、悠理は思わず身体を前のめりにして太ももに力がこもらせた。
――だ、ダメっ……授業、ちゅう、なのっに……ぃッ!
ビクビクと体を痙攣させながら頬を上気させ、振動の続いている胸を右腕で強く押さえる。
思考を麻痺させるようなふたつの刺激に、悠理はどうにか快楽から逃れようと両脚をもぞつかせた。
それと同時にぐちゅりと小さな水音が聞こえ、悠理はハッと周囲に視線を向ける。
幸い窓際の最後列である悠理に視線を向けているものはいなかった。
が、じわじわと快楽を広げるように蠢く胸のそれと今にも悠理を絶頂に追いやろうとしているローターに、そういつまで耐えられるわけがなかった。