無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　――どう、しよ……んあっ……もっ……イっちゃ、あっ、いそ……ッ！

　熱に浮かされたような思考の中で、悠理は必死に声を殺す。

　布越しに立ち上がっている乳首も下着が吸い取れなかった愛汁で汚れている椅子も潤んだ瞳も火照った顔も、目にするだけで相手の欲情を誘うには十分すぎるものだった。

　しかし、今のところそれに気づいているものはいない。

　ガクガクと全身を震わせて汗を浮かべ始めた悠理は、いつ誰に気づかれてしまうかという想像でさらに二つの突起へ快楽を強めてしまう。

　――そんなっ……の、いやっ……ぁんッ！

　スカートを淫らな液体で濡らしながら、悠理は体の震えを大きくした。

　そうただでさえ絶頂に近い悠理に対し、不意にローターの振動が強くなった。

　勃起したクリトリスを壊すような激しい刺激に、悠理は先ほどから収縮を繰り返している膣からダラダラと淫汁を溢させる。

　――や、やだっ、なんっ……あぁっ……もう、んぅッ、イクっ……イっちゃ――っ

　つま先から頭までをぴんと伸ばした悠理は、荒い呼吸を繰り返して机に顔を伏せ、未だ振動しているローターに声にならない喘ぎ声と痙攣を繰り返した。