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第13章 疑似性行


 爽真が部屋を出て行って、三時間半が経過しようとしていた。

 窓から微かに零れていた日光も消え、電気の付けられていなかった室内は真っ暗である。

 しかし、微かなモーター音と荒い息、くぐもった喘ぎ声がまだ悠理がそこにいることを教えていた。

 微弱とはいえ三時間刺激を受け続けたクリトリスは痛々しいほど充血して大きく勃起し、乳首は小指の第一関節ほどにまでなっている。

 椅子に垂れ流さた愛汁は彼女の後孔と太ももの付け根を濡らし、本当に尿でも漏らしたかのような有様だった。

 長時間の絶え間ない快楽とイけないもどかしさに、悠理の瞳は完全に光を失っていた。

 焦点の合わない視線を何処へ向けながら、時折体をビクビクと痙攣させて反射的に喘ぐことしかできなくなっていたのだ。

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