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第3章 押し付けられる快楽


 理性を失ったように嬌声を上げ続けている悠理に対し、不意に爽真は彼女の股の間から顔を上げた。

 限界まで上り詰めていた悠理にそれはお預けにも等しく、胸を大きく揺らせて息をしながら爽真へ「どうして?」と言いたげに眉を潜めた。

 そんな悠理の催促を笑顔で受け流し、爽真は口元を濡らせている愛液を淫猥に舐めとる。

 まるで自分の秘部を舐められたような感覚に、悠理は身を震わせた。


「悠理ちゃん、続きしてほしい?」

「……え」


 焦点の合わない瞳でぐったりと聞き返すその声に、爽真は目を細めて彼女の背中に手を伸ばした。

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