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やよいと隆之の父親浩の関係は、半ば無理矢理浩がやよいを抱いたことからはじまった。

隆之とやよいのセックスは子作りのためのセックスで、淡白なものだったが、お互いがお互いしか知らず、気にもしていなかったのだが、やよいは浩にセックスのよさ、女の悦びを教えられ、溺れてしまったのだ。

縺れるように、ベッドにたおれこみ、交わるやよいと浩。

「こんな、いい女を喜ばせられないとは、我が倅ながら、情けない」
「ヒドイ人ねぇ…お義父さんは…」
「隆之も今日は帰ってこないからな。ひさしぶりだから、朝まで寝かせないぞ」
「うふふ」
「孕んでしまうかもしれんぞ？やよい」
「いいわ…隆之でもお義父さんでも、大して変わらないじゃない。赤ちゃん欲しいもの」

そんな会話がなされ、二人の激しく交わる映像は途中で終わった。

「なんて事だ…隆之が知っていたとは…」

「隆之の悔しさはいかばかりだったでしょうねぇ」