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鬼畜の復讐

第3章 DVD其の壱


再び、ICレコーダーを再生する。

「映像は観たかい?これで、少なくても、詩織の父親がどちらかわからないことがわかっただろう?親父…親父が女好きだと知ってはいたが、まさか、やよいに手を出していたとはね…あんたも、十分鬼畜じゃないか?娘に手を出したという意味じゃね」

「くっ!」
浩は唇を噛み、やよいは俯いた。

「これを聴いている時点で、俺はこの世にはいないからな…やよいと上手くやるといいさ。上手くやれるならな…さて…真一郎…次のDVDを頼む…」

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