All Arounder
第18章 Necklace
「…」
白い肌
キュッと引き締まった肢体
濡れた髪がまた色気を誘う…
「ご…ごめ…///」
『い…』
姫は下着姿でした…
『いやあぁああああああぁああぁああああああ!!!!!』
バチーンッ!!
と、頬を打つ音が脱衣所内に響き渡った
「いってぇなぁ!!!
謝ったじゃねぇかよ!!!」
『うるさい!!は…早く出てってよぉ!!///』
姫は自分のさらけ出された姿を、その細い腕で隠しながら浴室に逃げようとした
しかしその場で、足を滑らせた
『あっ…!!』
大志は反射的に腕を伸ばし、後ろに倒れそうになった姫の体を支えた
姫も大志の腕にしがみつき、なんとか倒れずにすんだ
『…///』
大志の心臓の音が
すぐ隣でコトン コトンと鳴っているのがわかった
「ったく、危ねぇじゃねぇか…」
『…だって…///』
何となく恥ずかしくなり、姫は大志の腕に顔を埋めた
「腹減って倒れそうになったり、階段で足踏み外したり、風呂場で滑ったり…
目ぇ離してらんねぇな」
大志が姫を起こそうとした時だった
『…』
「…」
ブラが引っ張れてしまい、姫の胸は布からはみ出してしまった
「…あ、…Bか」
バチィーン!!!!!