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「よし、じゃあ気分転換に食べに行こうか」



小泉は一人、嬉しそうに頷いた



「げっ、またあの階段下りなきゃなんねーのか!!?」



『途中で死んじゃう…』



「いや、でもいい運動だと思えば…上るより早ぇだろうし…」


と、他の三人はゴチャゴチャと話しはじめた




「何言ってるの？
あんな馬鹿みたいに長い階段、使うわけないじゃん」





へ？





小泉は歩きだし、壁に触れた



ガコンッと何かが外れる音がし、壁が開いた



「これで下りるよ」






エレベーター!!!??






何でこんな古ぼけた寺にエレベーターが…

ってか、山の上にあんのに、どこに繋がってんだ…!?



それぞれに疑問を抱きながら、小泉とエレベーターに乗り込んだ





「どうやってこんなもんを…」



大志はエレベーターの壁に手を置いた

かなりしっかりした造りである




「俺が住職になってから、お寺の人たちに頼んだら造ってくれたんだ」




坊主強え!!!!





一行は、エレベーターで一気に地上まで下りていった