テキストサイズ

狼と白頭巾ちゃん

第19章 疼く身体

「ふふっ…。もうこんなに濡らして…」


シンは妖しく微笑むと、秘所に当てがった指をゆっくりと上下させた。


ぬぷっ…くちゅっ……


擦る度に蜜は溢れ、淫猥な水音を立てる。


「はぁっ…ん…、あっ…はあぁん…」


ライラは、ゆるゆると広がる快感に身悶えた。

込み上げてくる快感の波は、ライラの瞳から涙を溢れさせる。


(なんで…?シンが触れるたびに、なんでこんなにも気持ちよくなっちゃうの…?)


自分が自分で無くなってしまいそうで、おかしくなってしまいそうで、ライラは怖くなった。

それで膝を合わせて逃れようとするが、それはシンの指が当たる箇所を少しずらしただけで、しかもそのせいでより快感が増してしまった。


「はあぁぁぁんっ⁈‼」


びくんと背中を仰け反らし、快感に打ち震えるライラ。

それは、絶頂が徐々に近付いていることを示していた。


その様子を見て、シンはするりと指を抜く。

突然身体が自由になって、ライラには安堵と共に、もっと触って欲しいという相反する気持が広がっていた。

お腹の下がずくずくと疼き、熱い。

急に止められて、何故という顔でシンを見ると、

シンの顔の前には彼の右手があり、指がぬれて光っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ