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狼と白頭巾ちゃん

第22章 そしてふたりは…

「はっ、あんっ…」


またピクリと動くライラの身体。

シンが服の上から突起にしゃぶりついたのだ。



「あ…、あっ、ダメっ…。服が、濡れちゃう…んっ」


「ふっ…。なら…、脱がしちゃおうか」




熱い吐息を漏らしながら、シンはライラの着ていた寝間着をスルリとたくし上げた。

快感で腰が少し浮いていた為か、一気に胸の下まで服は捲れて…。

シンはライラの身体を抱き起こし、あっという間に彼女はショーツのみの姿となった。

すると、白い四肢が闇に浮かび上がり、シンはゴクリと唾を飲んだ。


ライラは恥ずかしそうに片手で胸元を隠し、少し俯いている。


「ダメだよ。全部、見せて…」


シンは、胸の上の腕に手を掛けると、意地悪く言った。

ライラが目を上げると、そこには男の顔をしたシンが、真っ直ぐライラを見詰めている。


「さっきはあんなに大胆なこと言ってたのに…、どうして隠したりするの?」


手を掛けても、シンはライラの腕を強引に剥がしたりはしない。

代わりに怪しく揺れる瞳が、腕を外すよう訴えている。


ライラはシンの言葉と瞳に熱せられ、身体全体がうっすら桃色に染まった。


「…だって…、そんなに見られると…」


眉を八の字にしてライラは訴えたが、シンは真っ直ぐ見詰めたまま、囁いた。



「大丈夫。君はとても美しいよ、ライラ…。それに…、本当に俺を受け入れてくれるなら、いっぱい可愛がってあげないと、ここが辛くなるよ…?」


言いながら、空いている方の手をライラの秘所へと当てがった。


ぴくっと足の付け根が反応し、ライラはまたシンから目を外らした。



一瞬の沈黙が流れ…。


しかし、覚悟を決めたのか、胸を隠した腕を、ライラは自らゆっくりと下ろしたのだった…。

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