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狼と白頭巾ちゃん

第14章 無意識の誘惑

シンは…、



その瞳に赤黒い炎を揺らし、

まだ、薄っすらと残るライラの匂いを

吸い付くさんばかりにして愉しむと、




顔を下げ、






長い舌でゆっくり唇をなぞり、








のそり…のそり…と、










ライラの元へと歩き出した……。

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