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極上年下彼氏

第20章 修学旅行1

その人影は段々と近づいてきて、はっきりと男の人だと分かってきた。


月明かりが彼を照らしそれが東君だと分かるまで、
たいして時間はかからなかった。


「今晩は…」


私はさっきまで一緒に夕飯を食べていたのに、挨拶をしてしまった。


「篠崎さんも眠れない?」


「うん、まあ…

夜の海って妖しげでキレイだよね…」


沈黙が嫌で話し続けた。


「ああ、綺麗だ…
篠崎さんが…」


「あっえっ?」



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