えっち大好き
第12章 快感列車
男の人の名前は
西城 守[サイジョウマモル]さん。
25歳でわアタシのひとつ上。
電車が来るまでに
男の経験話をたくさん聞かれた。
アタシは別に隠してももう一生
会わないだろうから全部正直に答えた。
「セックス経験は?」
「数えきれないほど。」
「人数は?」
「多すぎて覚えてません。」
「変態さんなんだね。」
「まあ、ね。」
「最高で何ヵ月付き合ったの?」
「2ヶ月」
「早っ!
じゃ、一番短かったのは?」
「1時間。」
「すごいね。別れた理由は?」
「一番長かった人は、
毎日セックスしても飽きなかったから。
すごく気持ちよかったし。
何度もイッちゃったよ。
けど、やっぱ毎日やってると
次に何されるのか覚えちゃって
だんだん飽きちゃったからさ、別れたの。
一番短かった人は
セックスが下手だったから。
付き合ってキスしてヤった。
だけど、イケなかった。
あいつ一人でイッたから別れたの。」
「すごいね。今は彼氏は?」
「5ヶ月はいないよ。」
「じゃ、随分ご無沙汰なんだね。」
「そう。」
「でも、すぐに満たされるよ。
セフレとかいたの?」
「5人は。」
「ヤリマンだね。」
「別に恥ずかしくないし、いいの。