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クズル

第4章 門番

クレア「さてと…着いたわよ。」

2人は大きな扉の前に到着

扉はクズルの身長の3倍はありそうな、ついつい上を見て、首を痛めてしまいそうになるくらい巨大

そして無駄に派手で、門番がクレアなのが納得できそうな扉である

クズル「じゃぁさっさと開けよ!あんたは門番なんだろ。」

クレア「そんなに急かさないの、まだまだ色々しなきゃいけないんだから。」

クズル「色々…?」

クレア「そっ色々ね」

そういうとクレアはクズルの額に人差し指を当てた。

クズル「なっ?!…に」

クレアの人差し指から眩しいくらいの光が、ぱぁっと広がり、その光はクズルの額の中へと吸い込まれていったのだ。

クズル「…ぁっ熱い」

クレア「君の額に5つの念を込めた玉を入れたわ。今は、まだ目に見える状態だけど、地上に着く頃には消えているはずよ。」

クズルの額には5つの光が結び付き☆型に光を放っていた。

クレア「その額の玉は、君が一人願を叶えて行くたび、消えていくわ」

クズル「消える…?」

クレア「正確には、その人物の手元に願を叶えられた証として残る…という感じかしら。」
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