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sex? or die?

第3章 Sector 3: Mail

『知ってるさ。俺に抱かれたくてしょうが無くなってる』

   『................』

『ほら、抱かれたいんだろ?』

   『コクリ』
『まぢか?!』

   『さあ?』

『はっきりしろあほ!』

   『あ?w』

『愛してる。きみの顔が見たい。見たらそのまま死んでもいい』

   『次会ったら、あなたほんとに死んじゃいそうだから、や』

『死なない。きみを悲しませることは絶対にしない』

   『やだ、こわい。あなたいなくなるの』

『このまま永遠に会えないまま終わりたいのか』

『おわるの?しょうがないね。あなたがそういうなら…』

『あほ、だれが終わるって言った?!』

   『だってそういうことぢゃん。あえないならさよならでしょ』

『会えなくてもおまえを愛している。
抱けなくても愛していける。でも、セックスしないと、俺死ぬかも』

   『死なないよ...』

『どうだろうな、俺もわからん。このままじゃ、いきてるんだかなんだか、よくわからん』

『生きてるよ』

『すまんな、脅しみたいになっちゃってる。そういうつもりでは、ない。ただ、おまえに会いたい。そのためだけに俺は生きてる』

   『そんなこと、わたしなんかじゃ』

『もういいよ、いくらいっても、つたわらないものは伝わらない…』

   『…あのさ…実はさ…』

『ガタッ』

   『明日の朝はやくにさ、ちょっとだけ親戚の仕事手伝ってほしいって話があって、
ちょっとだけ一人になれる時間があるんだよね…』

『何時だ?!』

『んーー、一人になれるのは六時   半から十時半くらいまでかな。
そのあとは迎えに行ったりしなきゃいけないし、
お昼にはうちにいないとダメなの。早朝のみのサービスになります(・∀・)ノ』

『今、何時だ?!』

   『深夜零時
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww』

『……』

   『ほら、動けないじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwばーーーーーーかーーーーーー』

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