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sex? or die?

第3章 Sector 3: Mail

『いくわ』

   『へっ?』

『計算してた』

   『な、なにが?! ((((;゚Д゚))))』

『今から六時間半後にそこにいれば、おまえに会えるんだろ?』

   『ま、まあ、そういうことに…ってか、新幹線とか動いてないよもう!!』

『バイクがある。平均時速150kmで走れば、時間までにたどり着く計算になる』

   『無理だしあぶないしやめて!!』

『朝六時半に、こないだのホテルの地下駐車場で待ってろ。今からすぐ無理矢理部屋の予約入れておく』

   『マヂ危ないからやめて』

『とりあえず東名を走りきったらメールする。寝てたら返事しなくていい。いじょ』

   『ちょ、やめろて』

メールはそこで終わった。
わたしはケータイを手にしたまましばらく立ち尽くし、そして諦めて、目覚ましの時間をなおし、ベッドに横たわる。

あいつは、そういう男だ。

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