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これが私の仕事

第4章 第三夜

蓮さんのところを後にして公園に戻る。
もうお昼になっている。人はいない。よし!!好都合。
私『寝る。お休み』
流「早っ!!ちょ、なんかわかったこととか教えてくださいよ!!」
流歌がなにやら騒いでいる。だが、私は死ぬほど眠い。正解にはもう死んでいるが。ただ、話すのも、動くのも面倒なのだ。だから、流歌の抗議は無視してベンチの上に横になった。
私『お休み。』
流「姉さん!!!!!!」
私は流歌が叫ぶのもお構いなしに寝た。
人間、腹減ってる時と眠い時は無理しちゃだめなのさ。とか思いながら夢の中へ。


流「まじ寝やがった…」
姉さん相当疲れてるんだろうな…呼吸に合わせ、上下する胸を見ながら考える。姉さんと兄貴はなんの話しをしていたんだろうか。姉さんには俺らの秘密がバレただろうか。きっと、記憶になくとも、勘の良い姉さんならわかるだろう。………てか、姉さんて
流「胸大きいような…」高一だよな…って!!俺は何を見ているんだよ!!!
頭を振り、思考を元に戻す。でも…姉さんて美人だよなぁ…絶対モテただろうなぁ…とか考えてしまう。
…………あぁ!!もう!!
流「そうだよ!!ここにいるからいけないんだ!!」
俺は立ち上がりどこかへ移動しようと決意する。
ク「さっきから見てたけど、とても騒がしい人だね。そんなに騒がしいとルナが起きちゃうよ??」
流「えっ??うわっ!!!!!」さっき姉さんと話してた美形登場。
ク「ほら、また。」
うるせぇ…というか名前は確か…
流「クロ…さんいつからそこに??」
ク「君たちが戻って来てからすぐ。君の独り言も聞いてたよ。確かに、見た目に合わない胸だね。」
クロさんは澄まし顔のまま言う。目線は胸だが。よく、動揺しないな…それにしても、独り言聞かれてたか…恥ずかしい…
ク「どこか行くなら僕も一緒で良いかな??」
流「………良いっすよ」
恥ずかしさからか、答えがぶっきらぼうに。
流「どこ行くんすか??」
ク「行きたいところは有るかい??」
流「特にないっす。」
ク「では、気ままにぶらつこう。ついて来たまえ。大丈夫だ。ルナは01人でもどうにかできる。それに、君らは連絡しあえるのだろ??気にする必要はない。」

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