テキストサイズ

これが私の仕事

第4章 第三夜

ク「ふ~ん。なるほど。お互いがお互いを思いやっていたんだね。」
私達は、記憶から出てきた。
ク「それはどっちの??」
私『蘭のであり、蓮のである。02人の記憶の結晶かな。』
私は結晶を壊す。もう、これは用済みだ。もし、蓮さんが暴走したら入れようと考えていた記憶。無事に浄化できたのなら、もう必要はない。
ク「それにしても、自我の壁が崩れてるね。悪いものを吸い込んじゃうよ??」
私『わかってるよ~だから公園に戻って来たんだっての。』
ク「へぇ…お疲れ様だね。」
クロはそう言って、私に顔を近づけ、チュッ。ほっぺにキスをした。
私『ふぁっ???何したの?????』
ク「キス。お疲れ様の印。」
私『意味がわからないんだが??』
パニックになる私を見て笑うクロ。
私『笑うな!!』思わず怒鳴る私。こんなやりとりが懐かしい。
私『ああー!!もぅ!!私は寝る!!お休み!!』
目を閉じベンチに横たわる。今日は、今回は疲れた。
でも…幸せかも。

私は、いつしかあいつに会えるのかな??そんなことを考えながら眠りに落ちる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ