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これが私の仕事

第3章 第二夜

せっかく助かったのに。
馬鹿みたいだなぁ。
うーん…
本当なら私が生きてる時に言いたかったんだけど…
仕方ないか…
私を助けて、死んでしまった彼。
記憶の中の彼はクロに似ている。
クロを見るたびに聞きたくなる。
そのクロは今はいない。
どっかふらついているんだろう。

どうすっか…
よし。仕事に行こう。
今日は見つかるだろうか。

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