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これが私の仕事

第3章 第二夜

小学校の次は、中学校。
此処も私の母校。
母校じゃない小学校行っても良かったかな。
私の町は小学校が03校。中学校が01校だ。

中学校を見ていたら
??「やっほ~月~」
名前を呼ばれた。誰だ??
声の方を見ると、同僚の有希(ゆき)が居た。

有希はなんて言うか見た目はめちゃくちゃ優等生タイプ。
だけど、身長は中学生位。
黒髪ショートに細いフレームのメガネ。学校では委員長に指名されそうだな。
物静かに見える。が性格は結構やんちゃ。明るくて物事に突っ込んで行く感じだが、分別はきちっと出来ている。

私『有希か。』
有「どうしたの~そんなとこに突っ立てて。」
私『ただの暇つぶしだ。』
有「なんだ~そいや、この前成仏させたんだって??お疲れ様。」
私『ありがとう。有希は最近どうなの??』
有「この前01人戻したよ。ただ奴らは我が強いから面倒くさい!!」
私『そうなんだ。お疲れ様。』確か有希の仕事は悪霊の浄化だ。
自縛霊と違ってだいぶ我が強い。
そして生に対しての執着が強い。
それも、かなり強い。
だから余計に浄化が難しい。
全部聞いた話だがな。
有「まぁ、またねぇ。悪霊見つけたら連絡よろ~」
私『あぁ。じゃまたな。』
有希と別れる。このままだと散歩で1日が終わるぞ…
なんか浮遊霊になったみたい……

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