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これが私の仕事

第3章 第二夜

~記憶~

今日は始業式だった。
咲希に出会っての最初の一言は
「凉と別れた」だった…
そりゃそうだよね。
咲希は「渚は悪く無い」って言ってくれたけど…
咲希に申し訳ない。
今日咲希と一緒に帰りたかったけど、咲希は塾の日。
新学年から頑張るな。と思ったけど、咲希は01人になりたいんだ。と思う。

ピリリッ…
メールが来た。誰だろ??
あっ、凉君だ。
(今から会いたい。河原に来て。)
だって…どうしよ…
でも、私も凉君に話を聞きたい。

私は河原へ向かった。
そして、河原で凉君に抱きしめられた。
凉「なぎちゃんが好き。」
……戸惑いしかない…
私「凉君離して。私は凉君を友達としか思ってない。だから付き合えない。」
凉「咲希を庇ってるの??」
凉君は私を離しながら聞く。
私「咲希は関係ない。」
凉「そっか…でも俺はなぎちゃんを諦めないから。」
そこで話しは終わり、別れた。

記憶が途切れる。
…………ユルサナイ…
えっ??景色が戻った。

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