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しあわせ。

第2章 こくはく。




「お邪魔します」


月曜日。

案内された家は二階建てのアパートの一室。
一生懸命片付けたのだろう。
整頓されていた。


「そこらへん、座ってて」
「うん」

カチャカチャとコップをいじる彼。

「ほたる用のコップ、買わなきゃね」


「…そうだね」

彼がこっちを向かなくて良かった。
上手く笑えてる自信がないから…。
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