Lonely
第3章 リアル
…カチャッ
鍵を開け、扉を開けた
「守内さん、居るんだったらすぐ開けてよ!」
笑顔で喋るアイツ
「はい、鞄!!」
「…お前、嘘ついたな?」
「…え?」
「お前は、和稀はもう帰ってると言った、だが、本人に聞いたら学校に居ると言っていた」
「……。」
「何故、嘘をついた。」
「特に、理由はない♪」
「………。」
「ていうか、上がっていい?
守内さんが、急にあんななった理由知りたいしさ!」
「お前、勝手に…っ」
「お、猫がいる~♪
俺、こう見えて猫好きなんだよ?」
「お前の好みなんて知らん」
「直で話しても冷たいな~」
「…放っとけ」