Lonely
第3章 リアル
「えー!!詳しく!!」
「…お前も詳しく教えなかっただろう。」
「……。」
「当たり前だ。」
私はベッドにある部屋に足を運んだ
5時30分……
そろそろ和稀が来る時間だな。
「ねぇ、守内さん。」
「なんだ?」
「和稀っていつ来るの?」
「そろそろ来るぞ」
「…そっか」
「お前はいつ帰るんだ?」
「和稀と一緒に帰るよ」
「……。」
--コンコン
玄関の扉をノックする音が聞こえる
多分、和稀だろう。
--ガチャ…
「おー、澪」
「なんだ、おーとは。」
「……誰かいるのか?」
「あぁ、」
「俺だよ。和稀。」
私と和稀の話を割って神崎がはいってきた