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Lonely

第4章 二人



和稀side



トン…トントン……


澪の部屋を出たあと、ずっと考えてた



「何でお前が居るんだ?」



そう、仲の良かった後輩。



「武瑠。」


「怖いスよ先輩!!」


「先輩何て呼ぶな気持ち悪い」


「ハッキリ言うなぁ…」




俺が中学3年の時、武瑠は2年で、同じバスケ部だった


武瑠は1年の時から監督や部活メンバーから期待されていた存在だった。


俺は羨ましいとも思ったが、

武瑠とは仲が良かったからもっと頑張って欲しいと思っている事もあった。


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