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Lonely

第4章 二人





でも、俺が中学を卒業して高校をにあがってすぐだった。


武瑠がバスケ部を辞めた事


一番驚いていたのは俺だったかもしれない


だって、バスケをしてる時の武瑠は生き生きしてて、


楽しそうにシュートをきめて、



今まで楽しそうにしてたのを、見てたのに


俺は直ぐに中学校に向かった


校門の前で武瑠を待ち伏せしてたら、数十分で武瑠が来た。


俺は直ぐ問い詰めた


“何で辞めたんだ!?”




武瑠は急に言われ驚いた顔をしていたけど、顔を隠すように下を向いたから


こう言った。



“もう、飽きたんです”


時間が止まったかのように思えた


けど、俺が何も言える立場では無いと思った。


“そうか”


そう言うと武瑠は帰って行った


俺はあの時をまだ引きずってて武瑠と正面で話す事が嫌だった。


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