テキストサイズ

Lonely

第1章 黒



「俺、一応、守内さんと同じクラスなんだけど?」



何の関係があるんだ?


別に、クラスの奴らなんて関係ないだろ


私は、元見ていた空に視線を戻した



「守内さーん……」



なんだコイツは


1人にさせてくれ。



「教室戻ろう?」



戻る気などない



「ねぇ、、、」



…コイツ黙らんのか


私は、口を開いた



「……お前が早く戻れ。」

「先生に頼まれたんだよ。
‘守内を探してきてくれ’って」

「…見つからなかったなど、嘘でも言え。」

「えー、面倒。」



…なんなんだコイツは


場所変えるか



「どっか行くの?」

「………。」



私は無視をして屋上から出た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ