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Lonely

第1章 黒




シャッ


急にカーテンが開き



「あ、やっぱり居た!」


男の声が聞こえた。


…なんなんだ


「ほら!守内さん起きて!」


私は布団から出ずにその男を睨んだ


「睨まない!」


ん?なんだこの男、さっきの奴じゃないか。

なんでわざわざ来るんだ?


「守内さん、起きてってばー!」

「…何故だ?」

「なに?」

「何故、お前は私に構う。」

「クラスメートだから!」

「………」


少し間をあけ、私は口を開いた


「本当にそれだけなんだな」

「うん」


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