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きのう抱いたきみを僕はまだ知らない。

第2章 セミの音の色



結局たいした会話もないまま、
彼女とはわかれた。

覚えているのは、
俺が射精したした回数と、
彼女が色弱だってことだけ。

メールも、電話も聞かず、
多分、もう会うことはないかもし

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