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お告げ~INシンガポール~

第22章 決死の潜水

梨絵は仁の足を見つけると、勝也に頷いた。

勝也も頷いて、潜水を始めた。

一方麻生もひとりで潜水しながら、手持ちのカッターで紐を切ろうと努力していた。


しかし、想像以上に堅い紐になかなかカッターの歯が入っていかない。

しかしこちらは確実に紐を傷つけていた。

もうすぐ、片足が解放出来る。

智恵は、2つのペンライトを持ちながら梨絵達と、麻生をそれぞれ照らしていた。

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