
先生が彼氏…あり得ないっ!
第3章 先生の素顔
「狭山。放課後生徒指導室に来なさい」
「え…?」
紙を渡すと同時に先生が言った。
へっ?
生徒指導室?
私、なんかしたっけ?
いや…校則破るようなことはなにもしてないはず…。
えぇー
今日はせっかくカラオケだったのに…。
「行こうか!紗英っ」
「ごめん、結衣。さっき先生に放課後来いって言われたんだ…」
「まじ?あんたなんかやらかした?」
「なにもしてませんっ!とにかくごめんね?」
私は結衣に誤った。
もう…
歌いたかったなぁ…。
まぁ話なんてすぐ終わるだろう…。
私は生徒指導室に向かった。
