
先生が彼氏…あり得ないっ!
第3章 先生の素顔
「教師を殴るとは…。まぁいい。殴った罰として今日から放課後は補習だ」
「はい?」
「俺が英語教えてやるよ」
ドキッ。
あれ?
今心臓がドキッて…。
先生は私の顔をじっと見て、ニコッと笑った。
あっ…。
私、完璧騙された…。
「よし…今日から始めるか。そこ座れ」
先生は机の反対側にある椅子を指差した。
私は戸惑いながらも椅子に座った。
「だーかーら!ここは進行形を使うんだよ!進行形の意味知ってる?」
「分かりません」
「は?お前中学行ってた?」
「違います!なんで私は先生に教えてもらってるんですか?」
