
先生が彼氏…あり得ないっ!
第3章 先生の素顔
ガタッ…。
はっ?え…?
ちょっと…待って。
私の目の前には先生の顔のドアップがあった。
近っ…///
背中には棚があり、私は棚と先生にはさまれている状態。
「俺の気をひこうと思って英語だけ点数さげたわけ?」
先生は私の目を見ながらそう言った。
なに…この人。
なんて自意識過剰なの?
私が先生の気をひく?
わざと?
あり得ない…。
「やめてください」
「うおっ…いってぇ…」
私は近くにある顔に思いっきりビンタを入れた。
ほっぺを押さえている先生。
はっ!!
私、先生に暴力?
これこそ校則違反だよ…。
