テキストサイズ

先生が彼氏…あり得ないっ!

第5章 繋がる気持ち





「私、教師不信なんです…」



「教師不信?」



「はい。ある事がきっかけで…」




狭山は少し間を開けこう話してくれた。



「私、本当は英語好きなんです。でも中学のとき英語の教師だった人に…襲われそうになったんです…」



はい…?
襲われそうになった?


話が複雑すぎて理解できない。




「でも襲われずにすみましたが、その事が学校にバレるのを恐れたその先生はお金で解決しようとしました…」



「それでどうしたの?」



「断りましたよ。それから私、先生なんてみんな自分のためなんだと思うようになって、教師不信に…」




はぁ…。
そんな事があったのか…。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ