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先生が彼氏…あり得ないっ!

第9章 先生の過去



先生は笑った。



でもその笑顔はどこか悲しそうで、寂しそうだった。

私はその笑顔を見逃さなかった。



だけどそれからはそんな笑顔を見せることがなかった。

一体あれはなんだったんだろう…。























━in 教室


生徒指導室から教室に戻った。

もちろん手ぶらでじゃないよ?


先生にプリントを配ってくれと頼まれたみたいにプリントを持ってね…。



「あっ!紗英おかえりっ!」



「ただいま結衣!」



「なに?竹ちゃんに呼ばれたのって配れ的なの?」



「うん。そう」


私はプリントをみんなに配った。



まぁこれはアリバイ交錯みたいな…。


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