テキストサイズ

Uターンズ

第3章 記憶

「あの… もしかして『遊々塾』代表の、小谷さんですか?こちらの卒業生の…」


葉子はバッグから1枚のプリントを出した。


『遊々塾』

下のほうに「代表:小谷 茂(本校58期生)」とある。


「はい…そうです」
「私も、卒業生なんですよ」

「えぇっ!?あ、行きましょう。神輿がゴールしちゃうから」

小谷茂は嬉しそうに、校門に向かって歩き始めた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ