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Uターンズ

第13章 再び、少女達

茜は慌ててパンツを履こうとしたが、扉が開きかけたので諦め、下半身をタオルケットで隠した。

「たっだいまぁ~♪」

入ってきたのは美咲の姉、理依だ。

「お姉ちゃん…バイト19:00までじゃなかったっけ?」

「へ?違うよ~?お母さん明後日と勘違いしてたみたいだね」

「そっか」

「あのさ、美咲」


「……エッチな遊びしてたでしょ」


ふたりは固まったまま、顔を見合せた。理依はゲラゲラ笑う。

「怒ってるわけじゃないよ~、アタシだってやったもん♪」

「……そ~なの?」

「…秘密だよ… 美咲たちのことも秘密♪……こんなのこっそり見てることも♪」

「あっ」

例の本がベッドの下に落ちていた。

「……ね、あたしも仲間にい・れ・て♪」

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