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Uターンズ

第16章 中学生

裕介の部屋。

茜は立ったままじっとしていた。

裕介が息を詰め、茜のショートパンツのチャックを下ろす。

手を離すと、ショートパンツは足首のところまで落ち、薄い水色のパンツが現れた。

まだ少し幼児体型の名残か、ぽこっとしたお腹に柔らかなゴムで留まっていて、中央の小さなリボンが愛らしい。

裕介は真剣な顔で、ゴムに指をかける。

「…ん。」

パンツがおろされる瞬間、茜は反射的に少しお腹を丸め、内腿に力を入れた。

が、するするとパンツが下ろされ、恥ずかしいところが露になる。

「………」

裕介は、つるんとした無毛の縦すじを凝視した。

そして、人差し指の先ですうっ……と撫でた後、両手の親指を使って割れ目をそっと開いた。

「何か、ある……」

中から現れた三角形のものを、人差し指でいじる。真剣な表情だ。

「んん……ゆう…ちゃん……」

(何か怖いよ……ゆうちゃんじゃないみたい)

(でも……気持ちいい……)

(気持ちいいけど恥ずかしいよぉ……)

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