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裏・恋のハードル高し!!

第1章 過去

その後めちゃくちゃ避けられて、それでも一緒にいたい俺は一生懸命機嫌を取ろうとしたのに。


ああ見えて、頑固だからな。
しかも歴とした女だし、こういうところはしつこい。


どうにも…恋愛に傾きそうも無くなって、俺が放った言葉でまた傷つけた。


長くキレイな髪を…俺らと同じ位に切って来たんだ。


「似合うでしょ?!」


なんて、痛々しく笑うから、俺のせいだと思って、トイレで一人で泣いたんだ。

誰にもばれないように。
授業も遅れて出たら、先生にメチャクチャ怒られたのに、タクとミラちゃんは俺を見る事も無くノートを写してた。

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