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裏・恋のハードル高し!!

第4章 カレカノ

未来に『おめでとう』なんて言われて、俺は身動きが取れなくなった。


結局、百合奈ちゃんとは流される様に付き合う事になった。
周りも、そう騒ぎ…百合奈ちゃん自身も浮かれてて。



『違う』



そう言える程、俺自身の心に力が残ってなかった。



せめて…未来が…
少しでも涙を溜めてくれていたら良かったのに。


あんなに軽蔑する様な目で見据えられて、百合奈とは違うと言ったら、余計に軽蔑されるんじゃ無いかって。


バカだよなぁ…俺って。

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