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裏・恋のハードル高し!!

第7章 魅惑の唇

「おう、びびった。」



そう言って振り返る未来の唇に目が行く。
ウルウルとした唇は、普段リップもろくに塗らない未来を女らしい表情に変えていた。



「って、何教室まで来てんの?ビビりすぎ!!」



そう言って笑われたが、ビビるだろ!!

俺に送ったの?!
本気で疑問だ。みんなに送ったのか、俺だけに送ったのか。



「他に誰に送るの?」



あっけらかんと言うミラに、嬉しくなる。
他には送ってないってことだ!!

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