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裏・恋のハードル高し!!

第7章 魅惑の唇

女子は、好きな人の前で可愛くなって行く。


未来が可愛くなるのが…


タクの前でなんて…俺には耐えられない。
そばで見るなんて絶対にあり得ない!!



オレは未来の手を振り払い、逃げようとする未来の肩を強く掴んで、もう一度未来の口を拭いた。


ハンカチなんて持ってない俺は、未来の唇をワイシャツの袖できれいになるまで拭き取った。


未来は…めっちゃ俺を睨んでいたけど、

俺だって…
俺のわがままだけど…



引かない!!
絶対にさせない!!

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