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裏・恋のハードル高し!!

第8章 切り替え

勿論、学校に行ったところで収まるはずもなく。



「おはよう。…何か…あった?」



俺の顔を覗き込む様に百合奈が聞いてくるが、俺的には…こいつをかまっていられる余裕はない。



「別に。」



うん、一応彼女なんだけどさぁ。

誠実じゃなさ過ぎる俺は…未来とも向き合っていなければ、百合奈とも向き合っていない。


百合奈の顔を見る度に、罪悪感と焦りが出る。
どう切り出せばいいのか。


じっと百合奈を見ていると、百合奈の顔が赤くなり…あぁ、まずい。

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