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裏・恋のハードル高し!!

第8章 切り替え

未来との『未来』は俺にはない。


…最悪な名前だ!!
『未来』なんて、夢と希望でいっぱいのはずなのに、絶望と暗闇しか俺には残っていない。


そして


オレは百合奈と手を繋いで彼女の家へと向かった。



『ちゃんと好きになろう。ちゃんと…付き合おう』



そう思って、百合奈のベッドへ上がった。



今はまだ心が未来に向いていても、これからちゃんと向き合って百合奈を好きになればいい。

未来の代わりなんて、誰にも出来ないんだから。

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