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裏・恋のハードル高し!!

第11章 始動

そんな彼女青山未来が、友人とバイト先に食事しに来た。


そのテーブルには付けなかったけど、チラッと見ると、はしゃいでいたので「可愛い」と思った。



気になっていた。



この感情が恋と気づいたのは自分の鼓動の速さ。



「何、知り合い?!」


「同校の後輩です。知り合いって言うわけじゃ…。」



バイトの先輩にそう言われて、笑って答えた。

目が合っても気付かない…そんな程度。
これでも一応、外見には自信があったけど、まぁあの加藤といつも一緒にいれば『美形慣れ』してるだろうし、ちょっとかっこいいくらいじゃ、なんとも無いだろうけど。

でも…
目で追ってしまう彼女と話してみたいし、
瞳に映りたいと思うのは…


とても自然な事だと思う。

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