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裏・恋のハードル高し!!

第11章 始動

待っててと言ったミラだけど…
正直、自分の好きな娘が告られに行ってるのに、平然とまってられる奴なんていないだろう。

しかもその相手。
校内でも有名な先輩。

少し3人で話をして待ってたけど、落ち着かない。



マジで…
ミラだけは許せない。



「行き先…知らないよね?」


「うん、ごめんね…聞いてなかった。てっきり知ってて来てくれたんだと思ってたから。」


「いや、謝るのはミラだから。山下悪りぃ、ちょっとここに居て。俺、あいつ探してくるから。」



俺は未来を探しに出た。
歩けば女子が寄って来て、ミラ探しに支障が出るし、人多過ぎて見つからないし。


校内に入って教室を一つ一つ見回るが、ふと思った。

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