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裏・恋のハードル高し!!

第12章 強敵

初めての夏祭りイベントに不安そうにする女子2人を、笑ながら扇子で扇ぐ。

もし、ミラが甚平だったら
胸元をパタパタとしてたんだろうと思う。


浴衣でよかった。
ミラが女らしく見える。


すると、後ろから話しかけられた。

三國先輩…



「誰。」



なんて言って見たけど、知ってる。
知らない人にほうが少ないはず。

子供っぽいけど、俺のちょっとした…嫉妬?!


思いっきり睨んでも、余裕のポーカーフェイスにいらっとする。



その上、『今のところは』と…
ミラ!!
何、友達になってんの!!

振り切ってないじゃん!!
バカなのか?
バカだろ!!

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