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裏・恋のハードル高し!!

第12章 強敵

良く考えてみれば、告られ慣れてないミラにはちょっと荷が重かったのかも。


俺がその場に居たくなくて動こうとすると、必死に手を掴んで来て…
可愛いのなんのって!!


幼馴染7人が鉄壁のガードで(特にチカ)男が近寄る隙をあたえなかったし。

男前に育ったミラに、早々周りも恋愛感情を持たなかったのも事実だし。



でも、こいつの言う『友達』は
俺たちののような仲で居続ける事じゃ無いって事、分かってて『友達』と言わせてるのか?


不安になる。
俺じゃなくチカを好きになったミラ。
俺じゃなく先輩を好きになるかもしれないミラが。



何となく繋がれたままの手は、暑いのに離したくなくて、ミラが離すまでは繋いだままでいたいと思う。

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